心臓ドックで心筋梗塞予防|メニエール病や更年期障害のアレコレも!

医者

治療と手術について

看護師

心筋梗塞は、心筋が衰弱することで発生する心疾患です。心筋が衰弱する理由としては、心筋に血液を通す冠動脈が、何らかの理由で閉塞し血流の量が低下するためです。心筋梗塞が発生すると、心筋は一気に収縮率と弾力を失い、心臓全体のポンプ機能が落ちていきます。もしそのまま放置しておけば、心筋はいつ破けてもおかしくない程の薄い状態となり、場合によっては血液を送り出す時の勢いで破れてしまうこともあります。心筋梗塞が怖いと言われているのは、合併症が起きる可能性が極めて高いとされているためです。心筋梗塞から併発する可能性のある病気としては、不整脈や心不全なが挙げられます。これらの病気は全て死につながる恐れのある非常に怖い病気です。

心筋梗塞は急に発症するため、治療法という治療法がありません。心筋梗塞が発生した場合は、手術を行なう必要があります。ただ発作してすぐの状態であれば、血管バルーンと血栓溶解薬を使う「風船療法」と呼ばれる治療法が施されます。風船療法は、冠動脈の再開通を目的とした治療が行なわれます。現在風船療法の成功率は90%以上と極めて高いので、信頼感のある治療法と言えるでしょう。もし心筋梗塞が発作し一定時間が経ち、動脈が3箇所以上詰まった状態であれば、外科手術を行ないます。心筋梗塞に適応している外科手術は「冠動脈大動脈バイパス移植術」と呼ばれる手術です。成功率は高いものの、弱まった心筋を再生させることができない、という問題を抱えています。これは風船療法も同じです。現在、弱まった心筋の再生、補強が行なえる治療法が研究されています。